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ミツバチの羽音と地球の回転

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「ミツバチの羽音と地球の回転」というドキュメンタリー映画を撮った鎌仲ひとみさん
がSLOW TurtleのTシャツ着て新聞に載っている、って当のTシャツをプリントしてくれ
たテキスタイル・デザイナーの友人が新聞を持ってきてくれた。
おお!本当だ、以前プレゼントしたHEART OF MOTHER OCEANを着てくれている!
鎌仲監督と初めてお会いしたのは、いつだったかな?大阪で友人のミナルちゃん(天空
オーケストラ)もパフォーマンスで参加した監督の前作「六ヶ所村ラプソディ」の上映
会の時だったと思う。その時の休憩中に、祝島、上関にも来てくださいよ〜!ってお願
いしたら、ぜひ!呼んでくださ〜い!って言われたっけ。
たしかそのころ、ぼくらはハワイからやってくるホクレア号を祝島に呼ぼうと動き始め
ていたころだったから、ぜひ!ホクレアが祝島に来たときに映像撮ってほしいなあ〜
と、密かな期待もあったんだけどね(笑)。
そして2007年5月、本当にホクレア号は祝島沖に来てくれたけど、残念ながら鎌仲監督
とは、その時はそこまで縁がつながらなかった。
でもその頃から地元山口のアースデイの仲間たちと、各地で上映会を行う冨田貴史くん
が山口県各地で「六ヶ所村ラプソディ」の上映会を行ってくれて、そんな縁がどんどん
つながって、2007年秋に祝島での上映会が決定した。
その時初めて鎌仲監督はハンディカメラを持って祝島に入り、まだ映画を撮るなんて決
めてなかったと思うけれど、祝島の各所を撮影しはじめていた。そして、偶然?その日
ぼくは瀬戸内カヤック横断隊の一員として、瀬戸内を一週間漕いで、命からがら祝島に
到着した。
だからその夜、島の公民館で島のおじちゃん、おばちゃんたちと観た「六ヶ所村ラプソ
ディ」は、格別を通り越して、笑いと涙でぐしゃぐしゃになりながらも改めて深〜く魂
に刻まれたよう感じたのです。
そして打ち上げの夜、鎌仲監督と酒を酌み交わし、深〜い仲(笑)となったのでした。
以来、祝島の神舞で、WATERMEN FOR PEACEの田ノ浦で、そして去年は最初の阻止
行動の舞台となった田名埠頭で、何度も何度も鎌仲監督とは会ったなあ。
なので、映画の撮影経過を途中報告する、という鎌仲監督ならではのユニークな手法、
ビデオレター「ぶんぶん通信」のいくつかにもチラっとぼくも映ってますし、本編の
「ミツバチの羽音と地球の回転」にもカヤック漕いで映ってます。
この映画が完成したとき、祝島に続いて試写会を行ってくれたのが、ぼくもイベントや
何かで関わっている大阪のカフェLOTUSROOTS。ここで屋根に載せたソーラーパネル
で、自給したクリーンな電気による上映を行いました。
その時にこのHEART OF MOTHER OCEAN Tシャツをプレゼントさせてもらったのです。
この絵は瀬戸内海を女神に例えて、そのハートが祝島になっている、そんな絵をTシャツ
にしたものです。
以前フジロックで鎌仲監督がShingO2とトークする時にもMosiri Tシャツをプレゼントし
たこともあったから、新作の祝島、瀬戸内海をイメージしたTシャツ出来たから、これ
を、ぜひ着てね!って。
以来、この新聞の写真は残念ながら白黒ですが、ブルー地に黄緑も入ってる色目が、
「ミツバチの羽音と地球の回転」のオフィシャルなビジュアルの色とぴったりだ、って、
メディアの取材時とかによく着てくださってるようです。
さて、そんな鎌仲ひとみ監督の最新作に描かれた祝島、上関ですが、今、本当に現地
では事態が深刻さを増しています。埋め立て工事強行を強いる電力会社と、それを身
体を張って食い止める祝島の島民やカヤックの若者たちが、日々頑張って、なんとか
この美しい海を守ってくれているのです。
そこに、今!この映画を見た全国のたくさんの人たちも駆けつけています。
本当にぼくらの未来は原子力発電だけに頼らなければならないのでしょうか?
他にもっとクリーンで安全なエネルギーを選択することは、本当に不可能なことなので
しょうか?
そんな答え、ヒントがこの映画にはあります。
先ずは、ぜひ、みなさん、この映画を見てください!
そしていっしょに考えましょう!
ぼくら自身、そして続く未来の子どもたちと、生けとし生けるすべてのいのちのために!
「ミツバチの羽音と地球の回転」大阪、広島で劇場公開!そして全国各地のグラスルーツ
(草の根)の仲間たちによる手作り上映たくさんやってます!
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(産經新聞 2010年10月1日 ひと@OSAKAより)
「ミツバチの羽音と地球の回転」
(大阪)
九条シネ・ヌーヴォ(大阪市西区九条1-20-24)
http://www.cinenouveau.com/
>10/9(土)〜10/22(金)
>10/23(土)〜11/5(金)シネ・ヌーヴォX
→地球環境映画特集2010
http://www.cinenouveau.com/sakuhin/kankyou/kankyou.html
(広島)
→横川シネマ(広島市西区横川町3-1-12)
http://yokogawa-cine.jugem.jp/?cid=7
>上映期間→10月16日(土)−11月5日(金)
>10月16日(土)〜29日(金)→11:30→16:10→18:40
※10月21日(木)は11:30のみ
>10月30日(土)〜11月5日(金)→12:30
「ミツバチの羽音と地球の回転」  オフィシャル・サイト
http://888earth.net/index.html

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インターナショナル・ヘラルド・トリビューンに新聞広告が掲載されました!!!

先日、上関原発計画について海外の英字新聞に意見広告を!と呼びかけましたが、たく
さんの賛同者、そしてカンパが短期間で寄せられ、今月19日のインターナショナル・ヘ
ラルド・トリビューンに大きく新聞広告が掲載されました!!!
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みなさま、ご協力ありがとうございました!
詳しくは、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)にむけ、生物多様性のホット・
スポットを埋め立てる上関原発計画を海外に伝えるためのプロジェクト。 
とびきりきれいな海を残すために!!をキャッチフレーズに活動している
広島・上関 リンク 公式ブログ Hiroshima-Kaminoseki Linkまで!
http://ameblo.jp/nonukekaminoseki/
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緊急!今、生物多様性の宝庫、田ノ浦が危ない !!

生物多様性の宝庫、田ノ浦が危ない !!と、昨夜から今朝にかけて、現地の虹のカヤック
隊や祝島島民の会から緊急の呼びかけが随時届いています。
日本が議長国として名古屋で開催しているCOP10(生物多様性国際条約会議)
その開催中にも関わらず、また中国電力もCOP10を賛同する企業として名を連ねて
いるにも関わらず、それらに逆行するこの事態に対して、
みなさま!ぜひ、たくさんの声を、行動を、祈りとして届けてください!
どうぞよろしくお願いいたします!
7世代先の子どもたちのために!
ALL OUR RELATIONS !
ハル・スロータートル
詳しくは、祝島島民の会ブログ
または虹のカヤック隊ブログにリアルタイムに現地の情報がアップしています。
ご覧ください!
以下、虹のカヤック隊ブログより【転送・転載歓迎】
_______________________________________
緊急 ! 今、田ノ浦が危ない !!
中国電力が田ノ浦の埋め立て工事のための作業台船を動かしています。
本日10月15日早朝から中国電力の船は田ノ浦に来ています。
現在上関の海域何箇所かで作業船をの動きを阻止しようとがんばっています。
陸からやって来て海岸部の作業も行ってくるのではないかと思われます。
現地に人が足りません!
本日、中国電力が田ノ浦の海岸部において大規模な作業を行う可能性が高いという
情報が入っています。
この台船が今現在、田ノ浦と祝島の間にいます。
中国電力は今後、海岸部の入口にフェンスを張って入れないようにする計画をしてい
ます。そうなれば、みんなが自由に海で泳いだり、自然観察をすることもできなくな
ってしまいます。
海岸部の工事に加え、海の埋め立て工事も同時に始める可能性があります。
また、田ノ浦は多くの絶滅危惧種が生息する生物多様性の宝庫です。今まさに生物多
様性を守るための会議(COP10)が日本を議長国として名古屋で開かれようとしていま
す。その流れにも逆行する行為です。
再度、皆さんにお願いがあります!
地元住民や全国の100万人に届く程の声(反対署名)を無視して強引に作業を進めよう
としています。
そこで、みなさんにお願いがあります!
1. 現地へ向かう
田ノ浦に多くの人がいるだけで、「海を埋め立ててほしくない」という意思表示にも
なりますし、中国電力による強引な作業もできなくなります。現地にいる人たちの励
みにもなります。
  
食料、水などを持参して集まってくれれば、とても助かります。
2. 中国電力、山口県知事、電話、FAX、メールで作業をやめるよう促してください!
3. 周りの方やマスコミや政治家にも情報をつなげ、現地に力添えください。
※ 現地に向かえない方達の各地から声が届けば、大きな力になります。
よろしくお願い致します。
中国電力
TEL 082-241-0211
FAX 082-523-6185
中国電力 上関原発準備事務所
0820-62-1111
山口県知事への提言
TEL 083-933-2570
FAX 083-933-2599
昨日、中国電力は汚水を田ノ浦に流しましたが、その説明もなされていません↓
http://www.youtube.com/watch?v=t4x4PUjaHTc
先月9月9日には周囲に告知することなく夜間に作業台船を動かしました↓
http://www.youtube.com/watch?v=AEhZK0UF9G4
昨年11月には、クレーン台船が、祝島の漁船やシーカヤックがいる中でコンクリー
トを落とす作業を強行。結果、負傷者を出す事態になりました↓
http://www.youtube.com/watch?v=LcTr27HfZM8

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上関原発計画について海外の英字新聞に意見広告を!

【転送、転載歓迎】海外の英字新聞に意見広告を!
COP10に合わせて、海外の英字新聞に上関原発についての意見広告を載せよう!
いま名古屋でCOP10(生物多様性国際条約会議)が開かれるタイミングに合わせ
て、こんな呼びかけが回ってきました。
沖縄辺野古、高江、泡瀬干潟、奄美加計呂麻島、諫早湾、上関田ノ浦、長良川、高尾
山、六ヶ所村や大間がある下北半島、北海道アイヌモシリ・・・、この地球上は言う
までもなく、日本全体見渡しても、残された数少ない生命豊かな場所に、その輪を破
壊するたくさんの大型開発事業や計画が進行しています。
ぼくもほとんどの現地に出向き、またいまは瀬戸内最後に残された生き物の宝庫と、
学者さん達も言う山口県の上関町で新規に計画されている原子力発電所予定地にウォ
ークやシーカヤックを漕いで通っています。
そんなわけで、もちろん呼びかけ人になりました。
みなさま、どうぞご協力よろしくおねがいします。
山口晴康 (SLOW Turtle)
公式ブログはこちら→ Hiroshima-Kaminoseki Link
以下、呼びかけ発起人からの呼びかけです。
 
************************************
ブログやメーリングリストなどで発信歓迎です!!
上関原発計画についての意見広告のためのカンパのお願い
                        
 Hiroshima-Kaminoseki Link 
                         呼びかけ発起人 湯浅正恵
     
 生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が、今月18日から29日まで名古屋で
開催されます。それにあわせて上関原発計画についての意見広告を、英字新聞に出
そうと考えています。
 海外からのメディアとNGO、そして政府代表団を対象に、生物多様性のホット・
スポットを埋め立てる上関原発計画を告知し、生物多様性保全とは相容れない上関
原発建設を日本政府が再考するよう強く促すことを目的としています。
 たとえ国民の声に耳を傾けない政府であっても、国際会議での交渉過程への影響
を考慮すれば、海外参加者からの視線や声を無視することはできないでしょう。ま
た会期中に具体的な効果が現れないとしても、日本政府の特殊な原子力政策につい
て、広く世界に注意を喚起するよい機会と考えます。
 広告は、原発建設予定地である田ノ浦の美しい海を中央に配置し、簡明なキャッ
チフレーズ「A Nuclear Plant Near Hiroshima?」を掲げ、その建設予定地が生物多
様性のホット・スポットであることを記載します。詳細情報のために、会期中に設置
される日本生態学会のブース案内と、インターネット上のサイトアドレスを入れてお
きます。意見広告掲載予定日は会期のできるだけ早い時期にと交渉中です。掲載サイ
ズは紙面半分(モノクロ)を考えていますが、カンパ目標額である120万円を集める
ことができなければ小さくなります。皆様からの呼びかけとご支援次第で、新聞記事
の大きさとインパクトが決まります。
 一口1000円で一口以上のカンパを郵便口座に振込みください。また、ひとりでも
多くの方にお伝えください。私たちの力で、日本政府へ、そして世界へ、祝島のそし
て私たちの声を届けようではありませんか。
【振込先】
ゆうちょ銀行 口座【記号】15120【 番号】9928461
【なまえ】ヒロシマ-カミノセキ リンク
他金融機関からの振り込みの場合は、
【店名】五一八(ゴイチハチ)【店番】518 【預金種目】普通預金 
【口座番号】0992846
*COP10開催日18日を目標に17日までに、できるだけ多くのカンパをお願いします。
お問い合わせ: nonukekaminoseki@yahoo.co.jp
呼びかけ人
青木克明 (広島の医師)
青原さとし (ドキュメンタリー映像作家)
赤司暸雄 (10フィート映画を上映する下関市民の会代表)
安藤志保 (主婦)
石井千穂 (広島市在住)
石岡敬三 (グローイングピース)
石原 恵 (marru)
磯崎 直美 (marru)
伊藤亜希子 (solar gallery cafe shop LOTUSROOTSスタッフ)
今井ひとみ (学生)
今堀洋子 (追手門学院大学 教員)
上坂胡桃 (東京・生活者ネットワーク)
上里恵子 (上関原発計画の根っこを見る会)
浮田祥子 (社会活動家、宮崎在住)
浦田沙緒音 (発信する子どもたち・代表)
浦田千恵 (発信する子どもたち・世話人)
遠藤章人 (上関原発を考える広島20代の会)
遠藤京子 (満月農園)
大城研司 (下関・東チモールの会)
大槻オサム (Tremolo Angelos/ 単独旅行者)
大月純子 (わたしたちの性と生を語る会・広島)
大谷正穂 (下関市)
岡田和樹 (ハチの干潟調査隊)
岡本珠代 (岡本非暴力平和研究所)
岡本法治 (海と風と光の会)
岡本三夫 (広島修道大学名誉教授)
沖横田秀雄 (元保育士)
奥平真平・里沙・笑葉 (百姓 ライオンバーガー屋LOLO)
尾澤良平 (もうひとつの社会がなきゃこの先希望がない若者同盟 共同代表)
小野綾子 (広島在住)
小野島照子 (世界平和記念聖堂)
嘉指信雄 (NO DU ヒロシマ・プロジェクト代表)
加藤涼子 (Sally’s Celebration )
金田芳人 (上関原発建設予定地・田ノ浦住人)
鎌仲ひとみ (映像作家)
河本文江 (原発いらん!山口ネットワーク)
亀井英生 (らぶ・あーすネット広島)
北川あゆみ (佐賀在住)
木村恵 (原発いらん!山口ネットワーク)
草地大作 (日本基督教団西中国教区宣教委員会社会部委員長)
國本悦郎 (半農半X実践家)国分
ひさ子 (環・太田川)
小中進 (「上関原発」建設計画に反対する2市4町議会議員連盟会長)
ゴトウイズミ (ヲルガン座主催/ミュージシャン)
西塔文子 (プルトニウム・アクション・ヒロシマ)
坂田昌子 (虔十の会)
佐々木孝 (第九条の会ヒロシマ)
佐藤宏 (econamazu)
柴田もゆる (日本基督教団西中国教区総会議長)
清水敏保 (上関町町議会議員)
白幡恵美 (団体職員)
惣光潤子 (上関原発止めよう!広島ネットワーク)
高橋伸明 (ミュージシャン)
武重登美子 (原発はいらん!山口ネットワーク)
田島亜矢子 (広島市在住)田辺公子 (祝島を未来に紡ぐ会)
竹本和友 (ピースサイクル広島ネットワーク)
田辺公子(祝島を未来に紡ぐ会)
谷瀬未紀 (制作者/北九州在住)
谷本仰 (ヴァイオリン弾き/牧師)
月下美孝 (日本基督教団西中国教区核問題特別委員会委員長)
寺尾敏幸 (エコでピースな市民のひろば)
照屋里美 (東京在住・薬剤師)
東条雅之 (ジャーナリスト)
利元克巳 (ヒロシマ革新懇)
冨田貴史 (わたしにつながるいのちのために)
中野信吾 (morningdew farm)
中野真衣子 (morningdew farm)
中村みや子 (原発いらん!山口ネットワーク)
那須圭子 (原発いらん!山口ネットワーク)
成田小二郎 (カトリック大宮教会)
難波郁江 (広島YWCA)
難波幸矢 (日本基督教団東中国教区社会委員長)
ニシオカマユミ (翻訳者)
西岡由紀夫 (ピースリンク広島・呉・岩国)
西本益代 (広島市在住)
新田秀樹 (ピースリンク広島・呉・岩国)
沼田鈴子 (被爆者)
橋本久男 (祝島漁師)
纐纈あや (映像作家)
林尚志 (神父 下関労働教育センター)
林美沙登 (愛知県瀬戸市在住)
原康司 (シーカヤッカー)
原田芳郎 (「東京原発」山口県上映実行委員会 代表)
原戸祥次郎 (森と水と土を考える会)
肥塚侾司 (カトリック正義と平和広島協議会)
平野彰 (介護職)
福富章夫 (映画「東京原発」山口県内上映会推進会員)
藤井純子 (第九条の会ヒロシマ)
藤本明美 (原発いらん!山口ネットワーク)
牧山員子 (カトリック正義と平和広島協議会)
増田千代子 (ボイス・オブ・ヒロシマ)
三浦翠 (原発いらん!山口ネットワーク)
溝口徹 (横川シネマ)
三末篤實 (カトリック広島司教)
宮﨑達雄 (日本基督教団東中国教区総会議長)
村上みのり・君子 (玄米と旬の野菜 MOMONGA)
森瀧春子 (核兵器廃絶をめざすヒロシマの会)
山口晴康 (SLOW Turtle)
山戸明子 (祝島出身)
山本紀久代 (カトリック援助修道会)
山本喜介 (ジャーナリスト)
山本裕美 (上関原発を考える山口若衆の会 共同代表)
山本由紀子 (天然酵母パンはな)
湯浅正恵 (広島市在住)
Yoshie Ebihara (シンガー・ソングライター)
吉岡すみれ (未来につながる生命(いのち)を育てる会)
吉田由美子 (生活クラブ生活協同組合・東京理事長)
吉原弘貴 (会社員)
吉村健次 (美しい錦川を未来へ手渡す会)
らん☆ぼう (山口在住)
れいこう堂 信恵 (尾道れいこう堂)
脇山都 (広島在住)
渡辺朝香 (「世界の命=広島の心」を歌おうよの会)
渡部朋子 (ANT-Hiroshima)
渡田正弘 (グローバリゼーションを問う広島ネットワーク)

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RED OR DEAD(2)

その後ぼくらは西に向かう車に乗せてもらい、運転する若いアメリカ人ウォーカーの
帰る場所まで連れて行ってもらった。
その道中、イカした音楽がかかっていたので、これは誰?って聞いたらPHISHだと
教えてくれた。
その頃はもうPHISHの名前はよく耳にしていたけど、じっくりとその音を聴くのは
これが初めてだったと思う。おれたちはDEADが好きだって言うと、もちろんDEAD
はサイコーだけど、いま俺たち若い連中の間ではPHISHが流行ってる!って言ってた
っけ。
彼の名前はもう忘れてしまったけど、PHISHのホームタウンと同じ東海岸のバーモ
ント州から、ここネバダのあるインディアンの土地問題を支援するために来ている、
と言う。
その場所に到着すると、彼と同じように数人の若者が住み着いていた。中にはNO
NUKESという名前のヤツもいて、もちろん本名ではないのだが、その名前で免許証
まで作っていたのは驚いた! 
半分冗談とも取れるけど、ここまでやりきるアメリカの若いやつらは本当にエラい
なあ、ってつくづく思った。ぼくらが通うビッグマウンテンにも、そこに住む長老
たちの家に何ヶ月も何年も住み着いて、羊追いや薪割りなど、ただ黙々と支援を続
ける若者が少なくない。
それもけっこうインテリで、音楽好きのイカした連中が多い。
最近では、六ヶ所村の「花とハーブの里」や沖縄の辺野古や高江にいる若者たち、
そして山口県の上関に住む虹のカヤック隊たちも、そんなマインドの若者だと感じ
るけれど、当時の日本で、そんな最前線にどこか他の場所から何ヶ月も何年も住み
着いていろいろな問題に取り組んでいるというハナシはあまり聞いたことがなかっ
たからね。その昔は三里塚なんかはそんな状況だったかもしれないけど、イデオロ
ギーを背景に武力闘争を肯定するあたりはやっぱりノリが違うだろう。
もちろんアメリカ人の場合は、映画”荒野へ”のような、彼ら特有のワイルド・ウェ
ストへの憧れ、インディアンが住む未開の地へ冒険心、みたいな意識もないではな
い、と思うけど。
とにかくいま世界中共通するのはイデオロギーや革命闘争ではない、マザーアース
への愛や平和を願う意識からこういう若者たちがたくさん現れてきていると思う。
これこそがインディアンに伝わる”虹の戦士”の予言じゃないか、って思ったりもする。
2000年にビッグマウンテンまで行ったウォークの時に、もう一つのサンダンスを
世話するルイーズのところに住み込んでいたNO NUKESと、久しぶりに再会した
のはうれしかったな。
さて話は戻って、’94年のこの時は、残念ながら、そこの中心として活動するインデ
ィアンの家族には留守で会えなかったが、彼らの支援するどこかコミューンのよう
な家で深夜まで過ごし、夜中の3時頃にアムトラックが停まる無人駅まで送ってもら
った。
本当に皆いいやつらだったな〜。 そして2時間遅れでやってきた列車に乗ってベイ
エリアの友人のところまで戻り、その後日本に戻った。
しばらく日本で過ごし、フリーマーケットで古着を売ってお金を作り、当時は割と
簡単にもらえたB1 B2ビザという一回入国したら6ヶ月滞在出来て、そして延長も
可能なビザを取り直し、7月のサンダンスに向け再びアメリカに旅立った。
そのビッグマウンテンで、自分にとっては踊り始めて2回目のサンダンスをどうにか
終えて、もうゴールのワシントンD.C近くまで歩いているウォークに合流しようと、
急ぎアリゾナから車をぶっ飛ばすことにした。
当時ぼくは’76年式のダッジバンのロングを家代わりで乗っていたから、走るトラブ
ルはそれこそ日常茶飯事だったけど、人と荷物はけっこうたくさん載せることがで
きた。
この時もサンダンスにやってきたナガイとジュンコちゃん、そこに’92年以来、何故
か毎夏ひと月あまり一緒に旅をすることが続いているメルビンというナバホ・イン
ディアンとその彼女のアメリカ人シャイラ、そして当時のパートナーのカオリコを
乗せて、’76年ダッジバンを東に向けてひたすら走らせた。
このメルビンというナバホの人は、ぼくらより10才以上年上で、身体はそんなに大
きくないけれどロングヘアーに丸い顔、インディアンには珍しくヒゲをはやしていて
、いつも愛嬌たっぷりのクマみたいな人だった。
’90年初めてビッグマウンテンのサンダンスを訪れたぼくは、誰からかは忘れたけれ
ど、インディアンの人にはタバコを渡すと喜ばれると聞いてたから、マルボロを何
カートンか買って、最初は会う人会う人に渡していた。もちろん貰った人は皆喜ん
でくれるのだが、そのなかで一際喜んでくれたのが、このメルビンだった。
その時のことは今でも忘れられないが、日本人がキャンプしていた場所に遊びにき
たメルビンに、これをどうぞ、とマルボロを渡すと、それまで笑顔だった顔が真顔
になり、「おれに?」と言って、そしてしばらくしてからサンキューと握手してく
れた。
そして翌日だったか?メルビンが再びやってきて、大きなイーグルフェザーを差し
出した。
そしてナバホ特有の口を突き出す仕草をしながら、「for you(おまえに)」と!
当時はまだインディアンの世界を知らないことだらけの自分だったが、それでも
イーグルフェザーの意味くらいは少しはわかっていたつもりだった。
若いゴールデンイーグルのその羽根は特徴ある白黒まだら模様で、少し年季が入っ
ていたけれど、「これは2枚対であったものだが、そのもう一枚の羽根は以前(レ
ナード)ペルティアのいる刑務所を尋ねて、そこで一緒にスウェットをして彼にあ
げた」と言った。
もちろん当時のぼくはペルティアのこともそんなに詳しくは知らなかったけれど、
側にいた日橋さんというインディアンの縁の深い人が、「ありがたいことだよ!」
って教えてくれた。
そんな最初のはじまりからメルビンとは、その後も不思議な縁が続くのだが、この
3年後に彼に山の上に連れて行ってもらいビジョン・クエストをやってもらうことに
なるなんて、その時は夢にも思わなかった。
以来お互いをブラザーと呼び交す仲になった、そのメルビンに今回のウォークの話
をすると、即座におれも行く!と言う。
というわけでその夏も、不思議でちょっとおかしい旅がはじまった。
WALK FOR JUSTICEは、もうこの頃はゴールであるワシントンDCにかなり近づい
ているはずだ。
せめてゴールの前に追いついて、少しでも一緒に歩いてDCに着きたい。
そんな想いがぼくらを駆り立て、年代物のダッジVANは、老体にむち打って毎日故
障もなく走ってくれた。
でもメルビン兄貴と一緒の旅は、そんな日本人的な考えを基にした、スケジュール
通りの旅を許してくれない。
ぼくらはお金もなかったから、毎日モーテル泊なんて、そんなわけにはいかない。
時間が許せばキャンプエリアくらいは泊まれるけれど、今回は特に時間がタイトな
日々である。
本当は昼夜交代して運転したいところだったけれど、そんな無理な旅をメルビンは
あまり喜ばず、インディアンの人ならよくわかるところのスピリチュアル・ムーブ
という感覚で物事を運んでいく。
そうグレート・スピリットにすべてまかせて、その日、その時の感覚を優先しなが
ら旅を続けて行くってこと。
毎朝出かける前にセージを焚いて、一日の無事を祈り、途中なにか変な感じがした
らまたセージを焚いて祈り浄める。
そして知り合いのコネクションを極力頼るのである。今日はどこそこに知り合いが
いるからそこに行って泊まろう。明日はどこそこに友達がいる。そんな感じで旅は
続いていく。
なので遠回りにもなったけど、おかげで毎日ありえないような体験の連続でもあった。
メルビンの学生時代の恩師。同じサンダンサーの兄弟。そしてある時は、ぼくも本屋
で見たこともあるインディアンの本を書いた作家の家にも泊めてもらった。
WILLIAM S. LYONというアメリカ人作家で、かつてのラコタ・インディアンの聖者
として有名なブラック・エルクのその息子で、THE LONGEST WALKの時にも精神
的指導者として人々を導き、また日本にも来たこともあるウォレス・ブラック・エル
クのその伝記”Black Elk The Sacred Ways of a Lakota”を書いた人だった。
メルビンは以前ここでビートニクスの奇才ウィリアム・バロウズにスウェット・ロッ
ジをしたこともあるという。
ぼくらが初めてメルビンの家を訪ねた時、置いてあったスウェット・ロッジの時の
写真に見覚えのある人物が写っているのが目に留まった。「おお!バロウズじゃな
い?!」って聞くと、「知ってるのか?」って。「いや〜有名な作家だよ!」って
言うと、このWILLIAM S. LYONの家に行った時来ていたから一緒にスウェットを
やった、と。
「そんな有名なヤツだとは知らなかったけど、やつは孤独な男だったぜ」とも言っ
てたな。
さて、そんなパウワウ・ハイウェイみたいな旅が、目的地であるワシントンD.Cに
差しかかったころ、渋滞に巻き込まれた。
インディアンを支援するステッカーとかいっぱい貼ったワーゲンバスやヒッピーカ
ー・・、やけにそんな車がたくさん目につくものだから、みんなWALK FOR
JUSTICEのゴール目指して集まってきてるんだ!って思ってうれしくなった。
残念ながらウォークは少し前に到着していて、たとえ一日でも一緒に歩くことはで
きなかったけれど、それでもウォーカーたちがキャンプしているD.C郊外の場所を
探し、駆けつけた。
最初の一ヶ月の間歩いたみんなとの再会を楽しみにしていたが、その何人かは途中
いろいろトラブルもあってウォークを離れたと聞いた。ぼくもいくつかウォークを
経験したからわかるけど、長い道中いろいろなことがあったんだろうな。
まあ何人かは熱々のカップルにもなってたけどね!
それでもデニスや純さんをはじめ旧知のウォーカーたちは再会を喜んでくれた。
ここには数日間に渡るギャザリングやワシントンD.Cのホワイトハウス近くでのイ
ベントのため全米各地から多くのインディアンたちが集まっていた。ぼくらは間に
合わなかったけれどD.Cでのギャザリングには沖縄から喜納昌吉&チャンプルーズ
も来ていてコンサートもあった。
ぼくらはこのキャンプ地にしばらく滞在し、ここでも有名なデーブ・チーフのスウ
ェットに入ったりしながら、ウォーカーたちと祈りの時を共にした。
ところで、このキャンプ地ではたくさんのインディアンや、もちろんアメリカ人の
支援者、ウォーカーの姿は目にするが、来る時のハイウェイで見かけたような、た
くさんのヒッピーたちやそれらしき車がないな、と気になった。
すると、だれかが「今ワシントンD.Cのスタジアムでグレイトフル・デッドのショ
ウをやっている」と言った。
そうか!あの連中はデッド・ヘッズで、ショウに向けてやってきたのか! 道理で
ワーゲンバスやタイダイ連中が多かったわけだ!
そしてまた、「デッドは昔からインディアンを支援しているから今回のウォークへ
も支援してくれる。だからウォーカーをリスペクトしてショウに行けばフリーで入
れてくれる!」と言うではないか!
うそ!?
そしてまたまた、「ショウに来ているようなデッド・ヘッズたちはインディアンの
ことなどにも意識が高いから、誰か行って、このウォークで集めているペルティア
解放への署名をぜひ集めてきてほしい!」
まじっ!?
さあ!こうなったらもう、行かないわけにはいかんだろう〜(笑)。
(続く)