GIFT

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朝いつもの公園を散歩し始めたら、海外からと思しき見知らぬ番号で携帯が鳴った。
出ると「ナムミョーホーレンゲーキョー」と聞き覚えのある声が。
NYの日本山妙法寺グラフトン道場の安田純庵主さんからだった。
そうだ!お寺では丁度、お釈迦さまの悟りを開かれた12月8日に向けた毎年恒例の臘
八接心という、一週間断食修行の時だ。ちょうどパールハーバー・デイでもあり、
10年前のこの時期、一度ハワイのパールハーバーを前に「原爆の火」と共に一緒にお
断食をやったこと。
また、だいぶ昔(’92)に純さんのお寺で雪の中一週間の断食やって、そしてカナダのイ
ンディアンのクニまでウォークしたこともあったから、それで電話をした、と仰る。
もちろん話は311以降の原発を巡る状況や、それに対するアクションのことなどが中
心となった。純さんたちはNY州の老朽化する原発の停止を求めて、祈りのウォーク
を行ったが、今度はヴァーモント州にある運転を始めて40年が来る原発の、その免許
の更新をさせないためのウォークを地元アメリカの人たち予定している、という。
また、来年明けて日本に一時戻った時に、他の日本山のお坊さんが計画している、各
地の原発を巡るウォークの、その最初の浜岡原発のあたりを歩きたい、とも言ってい
た。
来年は日本でもますますいろんなことが起きてくるだろう。
その一つには、また7generations Walkを主宰する山田俊尚くんが、沖縄から日本各
地を巡る祈りのウォークを始めることになっている。この山(田)ちゃんも天台宗
のお坊さんで、デニス・バンクスの縁で純さんとも昨年含めてアメリカ大陸を何度
も歩いた仲だ。
また、このとき一緒に歩いた若者の一人げんちゃんが、「若者会議」の仲間たちと一
緒に、いまも積極的に経産省や電力会社の前で断食したり、座り込んだりしているこ
とも伝えておいた。
そんな若者たちの活躍を聞いて、もちろん純さんが喜んだのは言うまでもない。
また上関で一緒だった仲間が、原発廃止を願ってピースウォークを予定していること
など、皆いろいろな動きに向けて、まさにムーヴメントの真っ最中だ。
純さんと親交深いデニス・バンクスも10月に、純さんのお寺に来られたみたいで、そ
の後日本に来て各地を回ったが、最後の大阪では体調が思わしくなく、イベントには
来れなかった。そんなデニスのかつての戦友たち、AIMの著名なリーダーであるラッ
セル・ミーンズも末期のガンで病床だと聞くし、またデニスが政治犯としてカリフォ
ルニア州以外に出る事が出来なかった’70年代当時に、デニスの代わりに初めて日本に
行って、純さんたちのお師匠さまである藤井日達上人に会ったリー・ブライトマンも、
いま脳溢血で入院している、と聞いた。
お見舞いに行った純さんに、当時のロンゲスト・ウォークや日達上人との出会いのこ
とばかりを話していたらしい。
そんな偉大なリーダーたちが、年老いていき、またスピリットの世界に帰っていくな
かで、その意思を受け継ぐ若者たちが、インディアンの世界だけではなく、世界中に
現れている、と思う。
まさに、母なる地球が息も絶え絶えになろうとするときに、肌の色の違う、世界中の
若者が、瀕死の地球を救うための仕事を始める。
さまざまな部族に伝わる”虹の戦士”の予言だ。
話がそんな話題にも広がりながら、また来年に向けて視界が開けてくるような、そん
な朝のひとときだった。
もう19年にもなる、その雪の中の一週間断食を一緒にやった仲間の一人、後にビッグ
マウンテン・サンダンスにも通い続けたユタカが、昨年バイクの事故で亡くなったけ
れど、そのパートナーのアヤが少し前に神戸に来て、一緒にご飯食べたりしたことや、
山ちゃんが2日前ひょこり現れて、来年の話をまた話し合ったり。
また上関で一緒にやった仲間で暑い時期を山口の錦川で川下り、冬はニセコで雪山を滑
るアウトドア・ガイドのケンちゃんが福島や六ヶ所村経由で北海道に行く前に、泊まり
がけでやってきてゆっくり話せたのも、ここ数日のことだったから、そんな話を伝えた。
またCandle JuneくんのLOVE FOR NIPPONの活動や、内田ボブさんや焼津のモコちゃ
んたちのマーシャル、ビキニ訪問の話も全部純さんに伝えておいた。
純さんも、ボブさんからもらったCD「いのちの道の上」のブックレットを開いて、
「原発葬送歌」の歌詞を見ていた、と言う。
純さんからも、もう何回も通っているというOWS(ウォール街占拠)の話や、その流
れが今もいい形で広がり、継続している話などもリアルに聞けて、本当にいいビジョン
・クエストのような時間になった。
さて、公園の中のいつも通る大きなクヌギの木の下を電話しながら歩いていると、落ち
葉の中に、小振りのきれいなタカの羽が一枚落ちていた。
それを拾い、手にもって、歩きながら小一時間ほど話を続けた。
その後軽くジョギングして元の道を戻り、下り坂ゆっくりと、その同じ木のところを回
り込む形で入ったら、なんとたくさん美しい同じタカの羽を見つけた!
純さんの電話から始まったステキな朝の時間に、うれしいギフトまでいただいた!
ALL OUR RELATIONS ! HO〜 !
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(美しいタカの羽と、その胸の綿毛のような羽毛。たぶんハイタカかな?いま、たくさん
の鴨なんかが近くの池に来ているから、それを求めてこの公園の森で冬を過ごすのかもし
れない。そんな池の一つで拾った蓮のガクと一緒に、仕事場の祭壇に置いた。)
http://youtu.be/feLuZCTW0lI
(この上の動画は純さんや、加藤上人、トビー上人が歩いた核のない世界を願うウォー
ク。加藤上人は、出家前はナナオ、ナーガや山尾三省さんたちコミューン運動”部族”の中
心人物の一人だったと聞いた。トビー上人も’92年、彼がまだ出家していない時、アメリカ
横断ウォークを共に歩いた仲だ。その後エンジニアだった彼に頼んで一緒に、ぼくの古い
ダッジ・バンのエンジンを積み替えてもらったこともある。たぶんアメリカ男性として初
めて日本山に出家したんじゃないかな?彼も永いあいだコミューンで暮らしていたヒッピ
ー世代の人で、少し変わり者だけど、いい人だ!)
追記*
この日の夕方、こんどはジュンはじゅんでもCandle Juneくんから電話が鳴った!
恒例のキャンドル・ナイトで大阪に来てると言う。それで会いに行って、ジュンくんと
もいろいろ話した。
ジュンくんも純さんとは旧知で、それで朝の続きのような話になった。
いまも福島や宮城、東北、東日本を回るジュンくんたち。キャンドルはもちろん灯して
いるが、いまも物資を運び、大工仕事もやるという。311から時間がたち、残った人は
出るに出れない状況の中で、やはり被災した人たちの中には、心が荒んで争いも起きた
りしている、と言う。これからますます寒い時期を迎えるが、それに対する対策も遅れ
ているらしい。
先ずは今年いっぱい通いつめて、出来ることをやって、この寒い時期をなんとか乗り切
り、そして一年が来る来年の311までが、本当に正念場だ、と語る。
ジュンくんの言葉は静かだが重い。
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(ジュンくんが代表となって活動するLOVE FOR NIPPON. 自身の活動と平行してボラ
ンティア活動を続けるジュンくんだが、やはり大変なことも出てきているという。でも、
彼の目の光は静かだけれど輝いて、美しかったな。)
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(LOVE FOR NIPPONサポートグッズの一部!他にもステキなものたくさんあったから
クリスマスのGIFTにもいいね!)
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(All We Need Is LOVE ♫ 今日はジョン・レノンの命日だな〜!)

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