たべたいねん青森 いらんねん再処理

5/25 大阪で開催した「たべたいねん青森 いらんねん再処理」〜食という切り口か
ら、六ヶ所再処理工場を考える〜 の集いは関西一円から世代や職種を超えて220人
あまりの人が集まり、会場はほぼ満員となった。
第1部では、当初出演予定だった鎌仲ひとみ監督が「六ヶ所村通信no.4」の上映に先
立ってビデオレターを送ってくれて、脱原発を掲げ自然エネルギーによる持続可能な
社会への移行を決めたスウェーデンの現状を取材に行く意義と、それを踏まえてのメ
ッセージを語ってくれた。
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映画「六ヶ所村ラプソディ」。全国で自主上映が350回を越え、そのなかから生まれ
てきた普通の人たちのネットワークの輪がこの集いの実現にも大きな力となったように、
そんな広がりの一つとしてサーファーたちの新しい動きや、青森、宮城の若い世代たち
の動き、そしてラプソディでも伝えられた地元で活動をつづける『花とハーブの里」の
菊川さん、有機農法で米を作っている苫米地さんたち農業者の現在の姿などが、この
『通信no.4」に描かれている。
「ラプソディ」を見て初めて知った核再処理の問題。そして大変だ!まずは一人でも多
くの人に知らせなければ、と動き出した多くの人たちが、その後にぶつかること。それ
が、「止めるためには何をしたらいいんだろう?!」という次なるモンダイ。
『六ヶ所村ラプソディ」後の今を描く、「六ヶ所村通信no.4」はまさにそんなタイミン
グに、明るい希望をみんなに見せてくれたようだった。
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さて続いてのトークでは、3/16 仙台パレードを企画実行した宮城在住の武藤北斗さん
と映画でもおなじみ、青森のアクティビストでアーティストのYAMさんのかけあい漫
才?的カゲキ対談が少し緊張気味の会場を和ませながらも現地のリアリティをしっかり
伝えてくれた。
反○○とか、おかしいものはおかしい!ってハッキリ自分のスタンスを明確にして言う
ことって、最近では敬遠されがち。でも、YAMさんも北斗くんもハッキリと、イマ、
反核!と叫ぶのがエコロジーだしカッコイイ!と、楽しくおしゃれに言い放つ。
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そしてその後はYAMさんTaku-changの2人組ユニット、
zodiac nova, pop-machine & contemporary system
のボサノバ風反核パンク??なライブで場が一気に盛り上がった。
♪Cuidado! Nuculeo   核に注意しろ!♫
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第2部は、青森の生産者からのビデオレターがあり、続いて「食の安全と再処理」をテ
ーマにパネルディスカッションがアイリーン・美緒子・スミス(グリーン・アクション
代表)、足立 明(核戦争防止・核兵器廃絶を訴える京都医師の会世話人)、奥万里子
(生活協同組合連合会きらり会長、生活共同組合エスコープ大阪理事長)、小泉佳久
(コープ自然派事業連合専務理事)、山泉道子(Dear Childメンバー)各氏で繰り広げ
られた。
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ディスカッションの最後の方に、ラプソディの前作「ヒバクシャ」にも登場する原子力
政策に反対する学者として有名な京大の小出裕章先生も客席から立ち上がって、
「・・・これまで通り、これからも信念を貫いてやっていきます!」と発言され、会場
から大きな拍手を浴びていた。
休憩時間にはミニFARMERS&FISHERMANSマーケット(青森産、三陸産、祝島産)
も開催され、YAMさん制作のカンバッジや関係書籍なども飛ぶように売れていたよ!
内田ボブさんのCDやSLOW TurtleのROCKステッカーも出しました!)
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第3部は、関西フォーク・シーンでは有名な反核・平和の吟遊詩人、
豊田勇造さんのライブ。
20年ほど前よく聴いていたけど、久しぶりに当時の歌も聴けて懐かしい〜!
けれど、変わらないその姿勢がすごくかっこよかったナ!
自ら持って来たラスタカラーのYUZO LIVE !! NO NUKES, ONE LOVE, GOOD MUSIC
と書かれたでかいバナーをバックに飾って、流石の歌を聴かせてくれた。
そして、今回参加したサーフライダー・ファウンデーションやいろんな食品関係の人たち
からのアピールタイムあり、この集いの多様性が感じられて良かった。
会場には、若いお母さんたちが手作りした色とりどりのパッチワークやさおり織のような
美しい生地で飾られ、従来のかたいイメージとはぜんぜん違う、まるで「いのちの祭り」のようだったしね!
今回のイベントの目的の一つは、青森県知事に関西の声を届けること。
集まったみんなで採択した決議文を読み上げ、それ持って青森県庁に申し入れに行く、
その代表団の一人としてぼくも前に出て、会場からヤンヤの拍手をもらった。
最後は関西で今すごくガンバってる「六ヶ所ガールズ」という男?も混じった若者チーム
「海に空に放射能を捨てないで」を合唱して、それでようやく押せ押せ6時間、長
丁場!になったにも関わらず、大盛況のうちに終えることができた。
昔からがんばってるお父さんも母さん世代も大喜びだったし、若いおしゃれなみんな
もうれしそう。遠くから来てくれたYAMさん、たくちゃん、北斗くんも来てよかった!
ありがとう!って言ってたし。
この集いに至る経緯も、もう何十年も前から原子力の問題に取り組んで来た大阪の
「美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会」(通称、美浜の会)と京都の「グリーン・
アクション」
が2月に呼びかけた勉強会がきっかけ。その時集まった関西一円の様々に
活動する会や個人、そして広島や遠くは九州の人たちが、そのアツい熱気をつなげてい
こうと自発的にメーリングリストを呼びかけ、ミーティングを重ね、そして青森や宮城、
長野や山口にも新しい輪を広げはじめた。
そんなうねりの中から具体的な行動の一つとして起ったのが、このイベントでもあるしね。
知って、気づいて、繋がって、動き出して・・・続けていく。
その先にはきっと明るい未来が待っている!(と思ったのは自分一人じゃないはず。)
あらためて、カンサイいま、ゲンパツよりハンシンよりも、もっとあっついです!
( 青森行きに続く・・・! )

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