狭い日本のサマータイム・ブルース!

忌野清志郎が亡くなった。
以前のフォーク時代のRCサクセションはリアルタイムには知らないけど、ぼくらがまだ
学生だった’80年代はじめ、ストーンズ風なスタイルのロックバンドになって、「愛し合
ってるか〜い!」のMCと派手なファッションで人気が出だした頃、初めてライブに行っ
たことがある。
♪こんな夜におまえに乗れないなんて こんな夜にハッシャできないなんて〜♫
ご存知、「雨あがりの夜空に」とか、その頃から意味深でシャレたダブルミーニングな
歌詞がイカしてて、当時は英語もわからないのに洋楽ばっかり聞いてたぼくには、新鮮
ですごくカッコよく感じたもんだ。
♪Woo〜ジンライムのような、お月さま♫ な〜んて歌詞にもシビれたしね!
まだブルーハーツが出てくる少し前で、最後のレコードの時代のハナシ。
でも、それから格別ライブを追っかけたり、新譜を買ったりはしなかったけど、チェル
ノブイリ原発事故の後だったか、アルバム「COVERS」に入ってた反原発ソングが原因
で東芝EMIだったかで発禁になって逆に話題になったりと、いつも身近に清志郎の話題は
あった。
(当時は考えたこともなかったけど、いま思えば親会社の東芝って原発メーカーだ!)
それで、’88年に「NO NUKES ONE LOVE いのちの祭り」があって、そこでカルメン
・マキが、この清志郎のカバーした発禁ソングである「サマータイム・ブルース」をこれ
またカバーして歌っていた。
♪暑い夏がそこまで来てる
みんなが海へくり出していく
人気のない所で泳いだら
原子力発電所が建っていた
さっぱりわかんねえ、何のため?
狭い日本のサマータイム・ブルース
熱い炎が先っちょまで出てる
東海地震もそこまで来てる
だけどもまだまだ増えていく
原子力発電所が建っていく
さっぱりわかんねえ、誰のため?
狭い日本のサマータイム・ブルース
寒い冬がそこまで来てる
あんたもこのごろ抜け毛が多い (悪かったな、何だよ)
それでもテレビは言っている
「日本の原発は安全です」
さっぱりわかんねえ、根拠がねえ
これが最後のサマータイム・ブルース
(原発という言い方も改めましょう。
何でも縮めるのは日本人の悪い癖です
正確に原子力発電所と呼ぼうではありませんか。
心配は要りません)
あくせく稼いで税金取られ
たまのバカンス田舎へ行けば
37個も建っている
原子力発電所がまだ増える
知らねえ内に漏れていた
あきれたもんだなサマータイム・ブルース
電力は余ってる、
要らねえ、もう要らねえ
電力は余ってる、
要らねえ、欲しくない
原子力は要らねえ、
危ねえ、欲しくない
要らねえ、要らねえ、欲しくない
要らねえ、要らねえ、
電力は余っているよ
要らねえ、危ねえ、

Summertime Blues/サマータイム・ブルース
オリジナル歌詞: E. Cochran & J. Capehart
替え歌詩: 忌野清志郎
当時すでに坂本龍一なんかと
♪Oh ! ベイベ〜、いけないルージュマ〜ジック♫
なんて、化粧品のコマーシャルとかもやってたほどメジャーな人になってたから、そん
な存在の清志郎が社会性あるメッセージソングを堂々と歌うのはバブルの浮かれた時代
には特に反体制だったし、なによりそれがロックでカッコよかった!
他にテレビとか出てる人ではここまでストレートに演る人いなかったと思う。ましてや
海の向こうの戦争反対とかではなくて、いまでもマスコミの一大タブーとなってるゲン
パツに「要らねえ、危ねえ」だもんね。
因みに「アイ・アム・ヒッピー」の著作もある長老ポンさんはマスコミ3大タブーが、
原発、大麻、天皇制だと言っていたが、清志郎は図らずも、その後、TIMERS(これは
買った!)、君が代、と立て続けに名カバー曲を繰り出し、ROCKの神髄である反体制
スピリットで3大タブーをROCK & ROLLしていった!
(いまのご時世では謝罪会見&無期限謹慎、いや追放ものかなー???)
ここ10年くらいは、フジロックのFIELD OF HEAVENでのライブで久しぶりに聴いた
「雨あがりの夜空に」で踊ったり、ASAGIRI ジャムでは、初めて清志郎が「君がよ〜、
オレはよ〜、大好きだぜ〜!」と歌うのを熱狂の内に聴かせてもらったり。と、いつも
身近な存在だったし、いつまでも、まだまだぼくらの先を走ってくれる、頼れる兄貴だ
って思っていた。
だから、ガンが判って、そして復活して昨年のFUJI ROCKも決まって、そしてまた再発
してキャンセルになって・・、でもHEAVEN会場でも清志郎へのメッセージボードには
たくさんのファンからの激励の言葉がいっぱい書かれていて、もちろんぼくらも書かせ
てもらったけどね。
いや〜、すごく残念・・。あらためて憶い出しても、偉大な人だったなあ・・。
まるで自転車漕ぐように、そんな商業的な世界をもスイスイと。また、ともすれば独善
的になってしまいがちな表現者としても、その時代や世界を見据え、ピリッと、その神
髄を外さない。
これぞマスター・オブ・ロックンロール! マスター・オブ・人生!
ぼくの好きな先生!
そのROCKスピリット、いつまでも見習っていきたいもんです!
勇気と自由、そして愛を! ありがとうございました!
PEACE , LOVE & FREEDOM !
合掌
*当時は37基だった原子力発電所も、いまでは55基まで増えました。それでまたぞろ
瀬戸内海の上関や下北半島、大間にも新規立地で計画”進行”中です。
 
せ〜まい日本のサマータイム・ブル〜ス!

youtubeとか、ブログとか、21世紀のいまはそういう意味では便利なもんですね!
でも、だからといって原発とかが肯定されるという訳ではないですよー(笑)!
2009年の今でも、電力は余ってる〜!です。本当は。
清志郎の名曲とか、初期のRCの映像もたくさんyoutubeにアップされてます。
例のタイマーズのテーマ曲〜FM東京(必見!)なんかも! 
でもサマータイム・ブルースが見つからない!!
(あ!またアップされてます! 5/15現在)
*何故か??アップされてもアップされても削除されるそうです。してるのは
ダレだ〜??(よっぽどヒマのある人か、さもなくば給料もらって仕事にしてる
人だな。)
反核だけならOK !  だからLOVE ME TENDERはダイジョーブらしい? 
でもゲンパツはダメ?!
因みに発禁の後作った”原発賛成音頭”はあった!

清志郎も歌ってるけど、「これなら文句ね〜だろ!」って(笑)!!

この動画もいつまであるやら?? めげずにアップしてくれた人ありがとー!

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