小さなトマトで

小さなトマトで
小さな玉ネギ
小さな野菜で
小さな畑で
それで十分なのに
それで十分なのに
それなのになぜ
それなのになぜ
人は貧しいの
人は貧しいの
がんばって働けば
山が死んで行く
がんばって働けば
川が死んで行く
がんばって働いても
失うばかりなのに
それなのになぜ
それなのになぜ
人はがんばるの
人はがんばるの
丸あるい地球に
風が吹きぬける
太陽はあつく
小鳥たちは歌う
それで十分なのに
それで十分なのに
それなのになぜ
それなのになぜ
人は悲しいの
人は悲しいの
一人の乞食が
村を通りすぎ
何もいわなくても
太陽は道にあふれ
何もしなくても
いのちにあふれてる
それなのになぜ
それなのになぜ
人はあらそうの
人はあらそうの
太陽にように生きる
いのちのように踊る
とぶ鳥たちのように
自由にはばたけよ
自由に歌えよ
作詞・作曲/内田ボブ ”小さなトマト”より
N.O.Bくんという、ON THE ROADで歌いながら日本中歩いて旅をしているヤツがいる。
それでどこかで上関のことを聞いてフラっとやってきて、そのままいまも現地でがんば
ってくれている。カヤックも必要に迫られて乗ってる内にみるみる上達し、もちろん今
では虹のカヤック隊の主要な男。
そんなN.O.Bくんは時折自分のブログに日常をアップしていて、またその文体がこころに
響く、ステキな詩人でもあるのだが、先日、上関の原発予定地、田ノ浦で、やってきた
地元、下請けの建設業者のひとたちに「コジキ!」と罵られたとあった。
http://ameblo.jp/new-oriental-brazil/entry-10457676846.html
一生懸命仕事することを美徳とする、そんな日本人の考え方は悪くはないし、そこに自分
の、また家族の、喜びも、生き甲斐も、また社会性もあるだろう。
でも、その仕事が何をもたらすのか、何を結果的に引き起こすのか?
そんな考え方もこれからはすごく大事になるだろう、と思う。
雇用を生み出して、地域の発展に貢献する。人間社会が発展することが大事で自然は二の
次、多少のことはしょうがない。トキもコウノトリもカワウソもオオカミもツキノワグマ
もスナメリもカンムリウミスズメもハヤブサもイヌワシもオオタカも、できれば動物園や
水族館では見たいけど、自然の中いなくなるのは、こんな時代だからしょうがない・・・。
こんな時代、とはどんな時代?
こんな時代、だから、
こそ、
何ももたらさない。何も為さない。
それはすごくムツカシイこと、理想的なことかもしれないけど。もちろん、いろいろ矛盾
もあるけれど、少なくとも自覚を持って自分と社会と、自分たちが生かされる地域、自然
・・・・、
そして地球のなかで考えてみたい。
自然、環境、生態系への負荷やインパクトという言葉もチラホラ出てきた今日この頃。
なにもしない生き方を選ぶ、そんな人間も増えていってもいいんじゃないかな〜。
乞食というのは、もともと乞食行(こつじきぎょう)という仏教の求道の、修行からきた
名前。ケルアックがゲイリー(スナイダー)をモデルに書いた「ダルマ・バム」にも通じ
るものがある。
ナナオやニッパシさんにも、そんな風格があったなあ。
だから、ぼくたちも路上にて、「乞食」を行おう!
欲にかられて福の神まつるよりは、「貧乏神」を讃えよう!
そして母なる女神、マザーアースに愛されよう!
オン、ダルマ・バム! ハリ! ハ〜リ〜!

*こちらは天草(てんぐさ)のカバーバージョン

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